わがままお嬢に涙目な俺

休日の買い物デート？

基本ピンクの物が似合う水葉だから、そのコンボは俺にとって、いや男達全員にとって凶悪すぎるぜ！

耐性がないやつならきっとワンターンキルレベルの速攻さでKO確定だな！

「って、いかんいかん。早く水葉の後を追いかけねぇと」

"トントン"

「ん？…………げっ！？」

カチューシャを置いて水葉追いかけようとする俺に、後ろから誰かに肩を叩かれた。

「やっほーツッチー！一体ここで何してんの？」

「あ、彩崎……、なんでここにいるんだ……？」

俺の肩を叩いた正体は、毎日が太陽のように眩しい笑顔をする彩崎だった。