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「別にいいじゃないか。減るもんじゃないんだし!」
「そういう問題じゃねぇだろ!そんなの断固拒否だ!」
「あ~あ、じゃあ仕方ないね。さっきの変人行為をみんなに広めるしか…………」
「それはやめろー!お前には良心ってものがないのか!?」
そんなどちらを選んでも地獄行きな2択選べるわけないだろ!
「良心?確かにそうだよね……」
俺の心の訴えが届いたのか、彩崎の顔が少し俯く。
「さすがのお前もやっとこれの無茶ぶりさに理解ーー」
「面白かったら良心なんてどうでもいいよね!」
「お前は外道か!?」
もう外道を超えて尊敬出来るレベルだよこのやろー!
「往生際が悪いよツッチー。カチューシャは僕が奢ってあげるからさ!さぁさぁ……」
ジリジリと手をワキワキさせて間を詰めてくる彩崎。
くっ、万事急須か……!?
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