休日の買い物デート?

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ーーーーーーーーーーーーーーー 「はぁ~、またいっぱい買っちゃった!」 「予想はしてたが、やっぱりこうなるのか……」 「男の子なんだからこれくらいは平気でしょ?」 「平気と言えば平気だが、それでもやっぱ重いんだよ!」 あの後、結局水葉にアイスを奢らされ、俺たちは服・雑貨屋・飲食店等あちこちにまわり、俺はというと一つ店を寄る度に増える荷物を必死で運び、現在やっと買い物から外へと開放された状況に至る。 「それに夢中でまわってたからいつ間にか暗くなっちゃったね」 ん~っと背伸びをし、少し疲れたような表情で言う水葉。 「確かに日がもう沈みかけてるな」 俺は重い荷物を地面に降ろし、ポケットから携帯を出して画面を見ると、時刻は6時をまわろうとしていた。 「バスの時間も次を逃すとだいぶ遅くなるし、こんだけ買い物もしたことだ、今日はもう帰るか」 あんまり遅くなりすぎると、母さんも心配するだろうし、この荷物の量と時間を考えて、今のタイミングで帰るのがベストだろう。 「ん~、そうしよっか。買い物なんて久々だったから私も疲れちゃった」 「よし、早くこの荷物も降ろしたいとこだし、早速バス停に行くか」 俺は軽く息を吸い込み、ふっと腕に力を入れて、再び重い荷物を手で持ち上げ、俺たちはバス停へと向かった。
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