序章
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辰巳「兄ちゃんは旅の途中なんだけど、ここってどこら辺かヌシはわかるか?」 「わかるー!」 元気よく両手を挙げる。 まあさすがに自分の住んでる場所ぐらい知ってるな! 辰巳「なら教えてくれ」 「いや!」 辰巳「なっ!?…………どうして?」 「んー…ワシと友になってくれたら教えたる!(ニカッ)」 …………………そうか この子は子供だったな。
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