序章

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そんなに遠くない距離だから今日中に着くと思うけど 日が落ちるまでには山道抜けたいところだな 予想以上に辺りが暗くて、敵の接近に気づけそうにない… 唯一の幸運としては、今晴れ渡る青空が雲ひとつない快晴なことぐらいしかない これは運が良かった… もし夜になっても月が雲に隠れてしまう確率も低くなる。 花「に~ぎにぎニギリ飯♪」 軽快且つ安直で 才能があるとは思えない 子供らしい即興曲を 楽し気に歌う花。
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