序章

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純粋にただ真っ直ぐに 自分に向けられる視線 鋭く研ぎ澄まされた目は 絶対的で圧倒的な力の差を 意図なく知らしめており、 辰巳にはただただ その場から動けず 言葉を発することも 不可能であった。 「おい、これはお前がやったのかと聞いてるんだ…」 ヤバい… 何か答えないと、何をされるかわからない 辰巳「ぁっ…」 なんでもいいから言ってしまえっ!! 辰巳「…俺がやった」
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