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「……突然ですが、俺の告白の練習相手になってくれ!!」
「なるほど、だが断る!!」
今日は終末の日曜日。
せっかくの休日を無駄に使いたくない。
扉越しの綺麗な土下座をしっかりと目に焼き付けた後直ぐに鍵を施錠!!
普段は掛けないチェーンまでかけて
準備は完了。
コタツの上でミカンを食べれるように、昨日実家から届いたミカンを洗って
籠に乗っける。
「お願いします!!
生まれて始めての告白だから
絶対に成功させたいんだよ!!」
飲み物は……
紅茶が良かったけどないや。
後でスーパーに買い足しに行こう
「もし……もしこれで告白失敗したら俺……どうしよう?
いやむしろ成功してもどうしよう……」
おっ!!
羊羹あるじゃん。
やっぱりお茶と言ったら
これだよな~。
「あおーげば、 とおーとし………かの~や~ま~」
「あぁもう鬱陶しい、分からないなら歌うな、もういいからさっさと入りやが れ!!」
いい加減鬱陶しくなったのでしょうがないから鍵 をあけ朝6時からの来訪者を家の中へと招き入れる。
鈴木忠治 (スズキタダハル)
私と同じ大学に通う大バカ野郎だ。
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