プロローグ

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「そなたを転生させてやろう」 「別にいいです」 神様は信じられないという顔をしたが、気を取り直して言った。 「そなたを転生させてやろう」 「だから、間に合ってます」 「転生したくないのか!?」 だって今の生活に不満ないもん。転生したら違う生活を初めからやらなきゃならない。面倒くさ…。 神様は私の答えを待たず耳を疑いたくなるような事を言った。 「転生しないなら地獄行きだが、それで良いのか?」 何?神様って脅迫するの!?言う通りにしないなら地獄に落とすって、それって悪魔じゃん。 困惑する私に神様は衝撃の事実を告げた。 「そなたは死んだのだ」
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