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「・・・。ウ゛ェロニカ・・・?空中艦艇・・・?」
(何ソレ作り話し・・・?)
「空中都市を丸ごと消し去れる力を持った、空の最強武力艦艇の一つ。
かつてその力を恐れられ、3重扉の中に封印された・・・。」
黒髪が、低い声をいっそう低める。
「その鍵は、その3つの鍵のうちの一つだ。
政府は既に1つの鍵を手にしてる。・・・そしてもう1つはこのペンダント。最後の1つは・・・」
黒髪が、一瞬口をつぐんだ。
「まぁ、隠された場所にある」
「・・・な・・なにそれ・・」
これが事実?そんなのすぐに信じられない。
しかしそれでも、何となく危機を感じた。
「簡単に言えば、アルギア帝国は西のリングストン帝国を、手にかけたい。
リングストンにも、最強武力艦艇の一つが、眠っているからだ」
金髪のジュークが答えた。
ユウリの頭がぐるぐる回った。
「じゃあ、アルギアは、扉を開けてウ゛ェロニカを復活させて、リングストン帝国を襲うの・・・?!」
「チビなくせに、以外と話しが分かるな」
黒髪がにやりとする。チビは余計だと思ったが、今はそんなことはどうでもよかった。
「その鍵がそんな怖いものなら、あたしどうしたらいいの・・・?!」
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