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--------コンコン
「旦那様、ケイト様をお連れしました」
「よし、入れ」
「失礼致します」
ガチャ
部屋の中には、二つの水晶が並べてあった
「いいか、ケイト?まず右の水晶に手を置き魔力をながすんだ、これで魔力量が分かるぞ!」
いつもは、静かな父さんなはずなのに、今日は気持ち悪いな・・
「あなた、ケイトが怖がってますよ?」
「と、とりあえず、やってみるね!」
手を置き魔力を流す
水晶が光を放ち、数字が表示される
"6000"
まぁ、こんくらいで調度良いかな?
『!!!!』
「す、凄いわ、ケイト!」
「平均の5倍ではないですか!!」
「中流貴族の私達の子が、こんな・・・!」
皆、様々に喜んでくれてるみたいだ、少し照れる
「えへへ、僕、凄い」
「次は、属性ね!左の水晶にさっきと同じ事やってごらん」
「うん!」
水晶に手を置けば、
"黄色" "水色"
の二色が交互に光輝いた
「二属性だ!!流石我が息子よ!」
父さんが抱き着いてきた
「く、苦しいよ、父さん」
熱苦しい・・・
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