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Side:主人公
今日は、嫌な一日だった
最初はワクワクしてたんだ、魔力と属性を量るって
でも、僕には魔力も属性すらもなかった
帝級貴族の子と、僕は認められず、お父さんに良く知らない森へ強制転移させられた
「うぐっ、ひっく」
悲しくて、情けないけど涙が溢れ出た
グォォオオオ、ギャァァアア
「ひぃ!?」
魔物!?どうしよう?どうしよう?どうしよう?
軽くパニック陥っていると、何処からか、"クスッ"と笑い声が聞こえたような気がした
ギャァァオオオ、グォォオオオ!!!
叫び声が酷くなった瞬間、魔物が飛び出してきた
『確か"タイガーウルフ"で、ランクは"A"だったと思う』
僕は、こんな事を考えてしまうくらい現実逃避していた
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