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親は空気みたいだ。
空気が無いと生きられない。
でも空気は見えない。
そして空気にはキレイな空気と汚い空気がある。
キレイな空気は色んなモノを元気にする。
汚い空気は色んなモノから元気を奪う。
僕の親はキレイな空気の部類に入ると思う。
僕を大切に育ててくれた。
僕に新鮮な空気をくれた。
でもママが大切にしてるオリーブの木が水や太陽が必要なように、僕は空気だけでは生きられないことを知った。
僕には太陽みたいな友達が必要なんだ。
僕には水みたいな先生が必要なんだ。
土も、風も、そして虫や鳥も!
僕は空気だけで生きていても良かったのに、それを「僕」という生き物が許さないんだ。
ママのオリーブの木が太陽に当たらないと葉っぱが落ちちゃうように、水をあげないと枯れちゃうように、僕にも親以外の繋がりが必要なんだ。
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