運命の歯車

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 ――初めて君に会った時、私は好きになった。人形を好きになるなどおかしいかな。けれど、私は好きなんだ。  ――運命の歯車を回したのはあなたです。人形の身で好きになるのはおかしいでしょうか。でも、好きで仕方がありません。来世で会いましょう、輝明様。
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