転校生

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矢島は依然目を閉じている ギャラリーたちは個々に様々なことを口にする 「矢島も目立った場所選んだなぁ」 「そういう性格だろ」 「相手の転校生って何者?」 「さぁ、でも矢島がこんな形でタイマン申し込むってことは…」 矢島の心は燃えていた 「(早く来い転校生、てめぇがただ者じゃねぇってことくらい分かってる、確かめてやろうじゃんかよ…俺の拳で!)」 正面玄関の扉が開いた 窓際の男がボソッと呟く 「来たか…」 佐久間が姿を現した
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