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「何を言ってるんだ?」
佐久間は疑問をそのまま飛ばした
矢島は鼻で笑った
「用は俺たちで組んで、この武川を征するんだよ」
「意味が分からないな…」
矢島は一息置いた
「いいか?…今武川は親武会ってデカイ組織があるってことで平和そのもの…なんせ化け物集団、誰も逆らいはしねぇし内紛も起こらねぇ」
「だから?…」
「俺は親武会を落としてぇ、高みの見物してる野郎共をトップから引きづり下ろしてぇ……でも俺一人じゃ出来ねぇ…」
佐久間は矢島を見つめた
「そう!お前と俺が組めば親武会を落とせる!…佐久間!俺に力貸してくれ!」
矢島は深く頭を下げた
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