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「やぁ、諸君!」
仙崎は右手を挙げ、教室にいた生徒たちに挨拶をした
教室はざわめいた
「誰あれ?」
「うちの校長だよ、なんでも昔はここの生徒で、そん時はNo.1だったんだとよ」
「マジかよ…」
仙崎が教卓に立つと、一番後ろの席で机に足を乗せて座る男が話しかけた
「これはこれは校長先生、一体何の用で?」
男はゆっくり机から足を下ろした
その男は朝、佐久間と道端で接触したリーゼント君だった
仙崎がその男に答えた
「矢島錬太か…今日はな、お前が少しでも早く頂点取れるように、新しい友達を連れてきてやった」
今日がより一層ざわめいた。
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