◇◇ハジマリ◇◇

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――――ああ、死んだな。 そう思ったのは一瞬。 凶気が振り落とされる先に垣間見えたものは『彼女』の悲しそうな顔だった。  その瞬間、死ぬ事への恐怖だとか生への執着なんてものは一気に何処かの彼方へと飛んでいった。  残ったのはただただ『死んでたまるか』という感情だけだった…。     ◇◇ハジマリ◇◇
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