始めましてだな!!ご主人!!パートⅡ

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「ニャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!///」 急いで学園長室においてあったデカイ机に隠れようとする学園長。 しかし、ヒール系の履き物に慣れてないのかヒールが折れバランスを崩した学園長は窓際にまとめてあったカーテンをひっつかみそのままブチブチと音をたてて、カーテンがちぎれ本棚に頭から突っ込み大量の本と棚の下敷きになった。 雅「俺たちは何も見なかった。そうしよう。」 リズ「そう…だね…ハハハ…ハァ…」 頭に手を当ててヤレヤレと言った感じにため息をはく。 もしかして学園長とリズって親戚とかそう言う関係? 「ちょっと!!見てないで助けてよ!!」 いや…本と棚の山から上半身だけ出して這いよってくるとか何処の貞子だよ。 リズ「はぁ…こんなだから婚期もギリギリなのに貰い手がいないのよ。 お姉ちゃん。」 マジで? ※この世界の婚期は18~24歳。 雅「苦労してるんだな。」 リズ「うん…」 俺はそっとリズの頭を撫でた。 その時にリズが気持ち良さそうにしていたが俺は気付かなかった。
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