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「リズちゃんばっかりズルい!!
あ、私はミウ=カザキリよ。
ちなみにピチピチの24歳よ♪」
自己紹介遅っ!?
ってかマジでギリギリじゃねえか。
※くどいようだがこの世界の婚期は18~24
雅「で、用件は?」
ミウ「じゃあ~私の夫になってください♪」
雅「ヤダ。」
ミウ「おふぅwwww」
何コイツ?面白れぇ。
リズ「お姉ちゃん!!婚期が迫ってるからってなんで私の使い魔まで誘惑しようとするの!?」
ミウ「だってよく見たらイケメンじゃん♪
あれぇ~もしかして妬いてるぅ?」
リズ「や、妬いてなんかないもん!!」
俺空気っすか?
リズ「どうなんですか!?」
いきなりふるなよ。ちょっとびっくりしたろうが。
雅「まあ、愛のない夫婦や男女関係なんざ大体結末は最悪だ。
だからお互いに愛が芽生えない限りは意味無いだろ。
俺からは以上だ。」
そう言うと壁にもたれ掛かって腕を組み、リズに目をやる。
理由は勿論リズがテンプレ通りの封印系主人公かどうかを見るため。
ミウ「ちょっと…その目って魔眼じゃない!?」
ちなみに今の俺の目は右目が赤く変色し、その中を四つの黒目が動いている。
雅「ん?そうだが?」
魔眼(さっき初めて知った)ってそんなにスゴいのか?テンプレ主人公は大抵もってるけど。
ミウ「魔眼をもってる使い魔なんて…神級でも片手で数えられるほどしかいないのに…」
意外どころかとんでもなく貴重だった。
リズ「で、その魔眼で私を見て何をしてるの?」
雅「あぁ。リズがテンプレ主人公かどうかを見てた。
封印系主人公かどうかな…
まあ、要するに魔力が隠されているかどうかだ。」
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