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「ひゃっ……ぐ…………ゃ……」
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~赤ver~
これは俺らの高校時代の話だよ
いつも通り、俺は屋上で下にいる人間を眺めてた。
けどやっぱりアイツが、俺の楽しみを砕いた
「ここでなぁーーにやってんだ?てめぇはよー……」
あぁ、五月蝿いな
黙れ、単細胞
俺の休息を邪魔するな
これだから俺は君が嫌いなんだ
そう心の中で呟く
そして制服の中に手を忍ばせ、白銀の刃をちらつかせる
そぅ、君を殺すためのナイフ
でも、君を殺せないナイフ
どうしてだろうね?
この化け物が
早くこの世から居なくなってくれ
それだけが俺の願いだよ
出来るなら苦しみながら死ねばいいよ
大嫌いだよ
「シ……ちゃ…ガッシャァアアアン!!
俺の声は強風と轟音で掻き消された
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