プロローグ

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「うあぁぁぁぁぁああああ!!」 どうしていつもあたしなの……! どうしていじめなんてするの! 教科書の中に虫の死体が入っていた。いつものこと……。 「ちょっとうるさいんだけど!黙ってくんない!?」 うざい……! 「マジそれ~、早く消えてくんない?アハハハハハ!」 あたしは携帯の録音機能をonにした。 「……わかったよ、…死ねばいいんだよね。……違うかな……?」 今言った言葉はもう録音されている。 「えぇ!死ねばいいのよ、死・ね・ば!」 「……そう、じゃあ死ぬの手伝ってくれる?」 そう言いながら、あたしは虫の死体がついた教科書をいじめのリーダーシップに投げつけた。 その教科書は、顔にあたり、いじめのリーダーシップは勢いよく立ち上がった。
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