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……!ここはどこだろう。
景色は真っ白だった。
「誰か~!」
周りは何もなく、自分だけが突っ立っていた。
すると、少し遠くに大きい扉があった。
それに近づいてみる。
よく見ると、とてもきれいな茶色で、とても綺麗な模様をしていた。
あたしは少し戸惑いながらその扉を開けたのだった。
開けた瞬間すごい風が吹き、何かとてつもない力を感じた。
《紗希、貴方は夢を追いかけるのです……。》
声が聞こえた。
「誰!?あたしはどうなっているの!?」
《自分を信じて……。貴方にはチャンスがある。》
「どういう意味ですか!?教えて下さい!」
叫んで聞くが、返事がこない……。
「お願いです!教えてください!」
……。
あたしは白い闇に包みこまれてしまった。
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