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「な…なんでせぅ!!」
木村さん…あんた挙動不審過ぎる…
「あ、あの…さっきの…えっと…さっき帰った男の方お知り合いですか?」
滝くんの事かな?
「あ、僕が昔同級生でそれで話しかけてみただけで知り合いとかじゃ無いんです。」
「ドアホゥ!!スンマセン!!こいつ愛想無しで。あいつになんかされましたか!?」
オッサン必死だな
「え…あの…たぶんあの人…私をストーカーしてます…」
「え…本当に?」
彼女に確認をとろうとすると
「な…なんやと!?あのアンコウ君!!いや!!アンコウめ!!何かされたんですか!?」
「いえ、直接見たって訳じゃないんですが…彼が来だしてから無言電話とかしょっちゅうで…あとうちの近くで何回も見てて…」
「霧島さん!!仕事中だよ!!」
話してる途中で注意がはいる…霧島さんって名前なのか
「あ、スイマセン!!申し訳ございません!!失礼します」
「なんか困ったら俺らに言いや!!あなたをこの木村巧が守ります!!」
…!?巧!?巧って名前なのか!?知らなかった。
「…え!?あ、その…ありがとうございます」
頭を下げて仕事に戻る霧島さん
「でっへへぇ…霧島さんと少し距離縮んだ~高木くん連れてきて良かったぁ」
このオッサンは…はぁ、まぁいいや。
「ってうわぁ!!木村さん!!休憩時間ヤバいですよ!!」
「お!ほんまや!!行こか」
慌てて俺達も仕事に戻る準備をする。
ふと見ると霧島さんがコッチを見ていたけど僕は会釈だけして走って帰った。
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