テストと夏休み

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それから五分後に吹雪は柘の部屋に戻ってきた 雪「やぁ待ったかね?オタクラ」ガチャ 柘「誰も待ってない」 雪「冷たいなお前も・・・クーデレか?」 柘「クールもデレもしない!」 雪「まさか・・・ヤンツン?」 柘「一番あり得ないだろ!デレはどこいった?!」 雪「ふむ・・・オタクラお前にはツッコミの才能があるな」グッ 柘「今すぐその親指折るぞ」 雪「じ、冗談だよ冗談・・・本気にするなよ」 柘「たくっ・・・・」 雪「なぁオタクラ・・・」 柘「なんだ・・・」 雪「恋愛ってどう思う?」 いつになく真面目で悲しそうな顔付きで吹雪は柘に質問した 柘「愚問だな・・・恋愛なんてその場を繋ぎ止めておく言わば鎖みたいなもんだと俺は思うね」 雪「そうか・・・」 柘「で、あんたは恋愛ってのをしたことあるのか?」 雪「馬鹿にするな!私にもあるぞ・・・・・まぁ叶わない恋愛だったがな・・・」 柘「まぁ話したくないなら話すな。無理に聞いたりしないぜ」 悲しそうな顔をする吹雪を見て柘は思った『(昔の俺に似てる)』と・・・・・
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