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雪「いや今は誰かに聞いてもらいたいから聞いてくれオタクラ」
柘「聞いてやるから勝手に話せ、勝手に喋れ、勝手に語れ」
雪「ふっ・・・優しいなオタクラは・・・」
柘「いいから話せ」
雪「では・・・・・私が恋愛・・・いや恋をしたのは丁度お前くらいの年なんだがな?でも叶わない・・・叶っちゃいけない恋だったんだよ」
柘「・・・・・・・」ギィ
椅子に背を預けながら柘は吹雪の話しに耳を傾けた
雪「私の友達がある人に恋をした。その人は私もよく知る人なんだよ。最初は友達を応援していたんだがな・・・一緒にいるに連れて私の中もその人で溢れてきた。それで悟った『私、友達の好きな人を好きになっちゃった』んだって・・・」
そこで一息入れ進めた
雪「でも私は友達を応援する側・・・だからこの感情を押し殺して友達を応援し続けた・・・それで友達が頑張ってその人に告白したんだけど玉砕されたんだよ・・・ハハッ」
吹雪の苦笑には少し重たいモノを感じた柘であった
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