一日の始まり

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ガラッ 柘が咲の居る教室の扉を開けると 咲「ブツブツ・・・・・・ブツブツ・・・・・・・ブツブツ・・・・・」ズゥゥゥゥゥン 柘「カオス・・・・」 玄「な?言ったろ」 ブツブツ呟きながら机に突っ伏す咲とその近くには課題の山があった。そこには先生の手書きで【「終わるまで帰るな!」】と書かれていた 柘「雪先生も酷いなりね」 玄「お前よく雪先生の達筆だってわかったな」 柘「毎回職員室に呼ばれてるからいつも目にするなりよ」 玄「端から見ればお前問題児みたいだな」 柘「酷いなりよ玄氏」 玄「まぁそれはほっといて・・・咲をどうにかしてくれ」 柘「なんか近付きたくないなり」 玄「そこをなんとか」 柘「・・・・・・・・・仕方ない・・・行くしかないか」 そうして柘は突っ伏している咲に近付き呟きに耳を傾けると 咲「なんで私じゃないの?柘・・・・・私だって振り向いてもらおうと頑張ってるのに・・・・酷いよ酷いよ酷いよ酷いよ酷いよ酷いよ酷いよ酷いよ酷いよ酷いよ酷いよ酷いよ酷いよ酷いよ酷いよ酷いよ酷いよ酷いよ」 柘「・・・・・・・・・」クルッ 柘は無言で玄の所に戻り 柘「今すぐ心の病院に連れて行った方がいいなりね。十分病んでるなりよ咲氏」 そう玄に告げた
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