一日の始まり

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暦と電話をし始めて早くも20分が過ぎた 暦「じゃあ今日はありがとうね。いっぱい相談に乗ってもらって」 柘「なに相談くらいいつでも聞くなりよ」トンッ 電話の向こうで胸を叩く柘 暦「・・・・・・・・・・」 柘「どうしたなりか暦氏?黙りこくって」 暦「こうやって人に相談出来たの初めてだな・・・って思ってね」 柘「人に相談とかしたことないなりか暦氏は?」 暦「うん・・・みんな私の話しなんて聞いてくれないでね・・・それで勝手な想像に私を嵌め込んで私を見る・・・正直耐えられなかった」 柘「・・・・・・・・・」 電話の向こうの暦の声が涙声になりかけながらも柘は暦の声に耳を傾ける 暦「でも柘に会って嬉しかった。作られた私じゃなくて本当の私を見てくれてるって」 柘「っ・・・・・・・・」 暦「だから私負けないからね・・・柘を・・・貴方を彼氏にしてみせるからね!」 柘「が、頑張るなりよ」 暦「フフッ・・・今日はありがとうね・・・また明日会いましょう」ピッ そこで電話は切れ柘も電話を切り携帯を閉じた 柘「なんであんな言葉でドキッてしなきゃいけないんだよ・・・全く俺らしくねぇ」 携帯を布団に投げつけて柘はリビングへ向かった。リビングへ向かった柘を尻目に携帯にメールが入った ーーーーーーーー from 如月暦 ・ありがとう・・・私のメアドと携帯番号登録しといてね ーーーーーーー メールに気付いたのは寝る前で登録しようか迷っだ結局登録し明日玄を殴ろうと心に決め今日を終えた
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