オタクと不良女と方向音痴物語

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鈴「それでも・・・!」 柘「この話しはこれで終わりにする。これ以上の詮索は許さない」 鈴「っ・・・・・」 柘「それと、この事は誰にも言うな・・・特に咲と暦にはな」 鈴「もし私がついうっかり話しでもしたら?」 柘「お前ならそんな人を裏切らないとわかっている」 鈴「何故そこまで私を評価する」 柘「俺がリンチされてる時俺を助けようとしたから・・・ただそれだけだ・・・だから俺はお前に素を見せる」 鈴「っ・・・わかった言わないよ」 柘「助かる・・・それとモヤシは辞めてくれ」 鈴「じゃあなんて呼べばいいんだ?」 柘「名前があるだろ名前が」 鈴「ん・・・わかった」 柘「よし・・・これで終わりにしよう」パンッ 柘が手を叩きながら立ち上がると ガチャ 雫「兄さん、ご飯出来たって」ヒョコ 柘「あぁわかった」 雫がタイミングよく扉から顔を覗かせた 柘「お前も食べてくか?」 鈴「いや・・・遠慮させてもらう」 柘「なら玄関まで見送りする」 鈴「頼んだ」 そして柘は玄関まで鈴を見送った
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