オタクと不良女と方向音痴物語

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柘「それじゃまた明日」 鈴「あぁまた明日な」ガチャ パタンッ 柘と鈴はそれだけの会話を交わし鈴は柘の家を後にした 柘「さて飯でも食うか」クルッ スタスタスタスタ 柘は鈴が出ていくのを確認しリビングへと向かった 雫「あ、兄さん」 「食べましょう」 もう席には雫と母親が座っており柘が座るのを待っていた 柘「ごめん・・・じゃあ食べようか」 柘も席につき 柘、雫「「「いただきます」」」 三人で合掌し夕飯を食べ始めた。食べ始め少しすると 「あの子柘の彼女?」ニコッ 母親は柘にそんなことを聞いてきた。普通ならご飯を吹き出す場面だが 柘「違う・・・今日転校してきた転校生・・・ただのクラスメイト」ズズズ 柘は冷静に味噌汁を飲みながら答えた 「そ、そう・・・」 柘「名前は暁鈴」 「そう鈴ちゃんって言うんだあの子」ニコッ 雫「・・・」ズルッ 柘「・・・・・・」モグモグ まるで小学生の名前を呼ぶように笑顔で言ったので雫は椅子から転けたが柘は普通に食べていた そして今日と言う日を終えた
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