恋の行方

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今日もまた 彼に会いたくて、休憩時間に美紀さんと お店にいった…。 彼と私は、色々話すけど ただの店員と客…。 でも、随分距離が近くなった気がする。 「智也くん、いつものお願い♪今日はアイスティ-で!」 智也「いちなチャン、珍しいね!珈琲以外飲まないのかと思ったよ。」  「まさか~♪たまには違うの飲みたい気分なんだ!」 美紀「いちなはさ、最近笑顔が増えたね~!私にも 随分馴々しくなった(笑)」 「そうですか?美紀さんに似てきたのかも!このお店に癒されてるし♪」 智也「お待たせ!ご飯少なめで良かったよね?いちなチャン、いつも無理して残さない様にしてるでしょ(笑)」 図星だったのと、なんだか自分を見透かされてるみたいで、うつむいてしまった… 智也「美紀さんの前で申し訳ないけど、いちなチャン…。良かったら✉とかしない?連絡先聞いていい?」 …えっ!私の?智也くんからそんな言葉が出てくると思わなかったから 嬉しいのとびっくり!な気持ちと、複雑な気分だった。 まぁ、友達感覚で✉ってことなのかな? 嬉しい… その時はテーブルにある紙に連絡先を書いて渡した。 智也「ありがとう!」 優しい笑顔で微笑んだ彼… 美紀「なんだかいいね~♪姉ちゃん、ホンワカするわ♪」 その言葉に 彼と私はお互い微笑んだ。 「ご馳走様でした!」 扉を開けてお店を出ると 彼が私を呼び止めた。 智也「いちなチャン。これ。俺の連絡先!あと…今日って会社何時に終わるの?」 あまりに話が出来すぎでびっくりした。 「今日は残業もないし、6時に終わるけど…。どうしたの?」 智也「良かったら、俺今日サッカーないから飯でも 一緒に食べない?」 びっくりしたけど 断る理由なんか見つからない。胸の鼓動がバクバクで、どうしようもなかった。 「うん。わかった。仕事終わったら、駅で待ち合わせでいい?」 智也「了解!」 お店の前で私達に手をふる彼がいた…。
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