3人が本棚に入れています
本棚に追加
私は二年十二組に新しく入った転校生ということになった
「新しく入った橘香織です」
黒板に橘香織と書いて軽く自己紹介をした
偽りの経歴を言い適当な席に座る
そして授業が始まり、10分くらいしたらトイレと言い、授業を抜けて置いてきた刀を取りに行き屋上に向かった
屋上は誰も居なかった、私は適当な壁に腰掛けて、銃と銃弾の確認をした
支給された弾倉は既にセットされた分を含むと5つ
50発の弾丸がある
それを懐にしまい刀を握り締めながら座った
羽織っていたコートから携帯電話を取出しメールで状況を報告し、目を瞑った
ここからは私の夢だ
私が寝るたびに見る夢だ
私は鬼を睨み付ける
獣のような《鬼》
私は《鬼》の腹を横に斬り付けた
すると《鬼》の血液と同時に大量の生首が落ちて来て、その生首が私を睨み付けて私にこう言った
「オマエノセイダ」「オマエノセイダ」「オマエノセイダ」「オマエノセイダ」「オマエノセイダ」
……お前のせいだ
「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
私は急に怖くなり叫んだ
そして《鬼》は私を食らおうと……
「あの大丈夫…?」
私は驚いた、だから起こしてくれた人の腕を掴んだ
「私に構うな!!」
私は厳しく言い放ち刀を掴み屋上から飛び降りた
そして隠れた
最初のコメントを投稿しよう!