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夜になる…と言っても今は午後4時半しかし外は暗くなっている
これから《鬼探し》だ
私には鬼を探す力がある
何故かはわからない
ただ探せる
そして学校に鬼がいる
居た
やはり夜になれば姿は変わるのだった
バットのケースを開けて刀を抜いて、後ろから《鬼》の体を貫いた
「君は橘さん…?」
刀を引き抜き、もう一度斬り付けた
「やめるんだ!こんな馬鹿な真似は…!」
私は無視して斬り付ける
止めを刺す寸前まで斬り付けた
「さようなら…」
私は《鬼》になる前に止めを刺そうとした
「やめるんだ…!」
昼私を起こした人だった
「なんでこんなことをしてるんだ!」
そうか…この人には私が殺人鬼に見えて
そしてこの人にはこの《鬼》が校長に見えるのだろう
「やめるんだ…!」
そして彼は私から刀を奪った
だが私は銃を取り出した
そして《鬼》に向かって引き金を引こうとする
だが彼は私に刀を突き付けた
「素人が刀を使えると思うな」
私は引き金を引いた…しかし《鬼》には当たらなかった
「くそっ!!お前がモタモタするからだ!!」
鬼が《鬼》になる瞬間だった
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