プロローグ

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退屈だな、いやマジで… ずっと親父としかキャッチボールしかやってないしなー。 高校に入ったら野球が出来る。 それを考えると思わず笑みが溢れる。 仙道「はは!楽しみだな」 手の中でボールを転がしながら胸を膨らませる。 「おいカズ!ハア、ハア」 親父が息をあげながらこちらに走ってきた。 仙道「なんだよ騒々しいな!どこいってたんだよ。ピッチングやろうぜ!」 親父「た、宝くじが、」 仙道「な、なにい~!また宝くじ買いやがったのかクソ親父~! た、ただでさえうちには金ねーんだぞ!食費が~…」
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