少女

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灰「はぁ…」 幸「ねぇねぇ!溜め息ばっかだと幸せ逃げるよ?」 灰が溜め息をついていると、幸杏が灰の顔を覗きこむようにして言った。 長い廊下に左右均等に部屋の扉があった。一つ一つにプレートがあり、班名と1か2の番号が書いてあった。 蝶「な、なぁ雪」 雪「………」 無言でそちらを見て蝶飛を睨みつける。苦笑いの蝶飛だが、ずっと睨まれ続けられ灰に泣きつく。 蝶「か、灰~(泣)なんか睨まれる~😭」 灰「なんかしたんじゃねぇの?ちょーひさん」 適当に返し、部屋を見つける。ポケットから鍵を出し、灰は左の扉を開けた。蝶飛達は右側の扉を開けた。 蝶「じゃ、おやすみ~」 幸「あ、灰!明日の朝ごはん食べに行くからね~」 灰「はいはい…つーか作れるようになれ」 呆れながら、部屋に入る。雪も一緒に入った。
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