9人が本棚に入れています
本棚に追加
灰「はぁ…」
幸「ねぇねぇ!溜め息ばっかだと幸せ逃げるよ?」
灰が溜め息をついていると、幸杏が灰の顔を覗きこむようにして言った。
長い廊下に左右均等に部屋の扉があった。一つ一つにプレートがあり、班名と1か2の番号が書いてあった。
蝶「な、なぁ雪」
雪「………」
無言でそちらを見て蝶飛を睨みつける。苦笑いの蝶飛だが、ずっと睨まれ続けられ灰に泣きつく。
蝶「か、灰~(泣)なんか睨まれる~😭」
灰「なんかしたんじゃねぇの?ちょーひさん」
適当に返し、部屋を見つける。ポケットから鍵を出し、灰は左の扉を開けた。蝶飛達は右側の扉を開けた。
蝶「じゃ、おやすみ~」
幸「あ、灰!明日の朝ごはん食べに行くからね~」
灰「はいはい…つーか作れるようになれ」
呆れながら、部屋に入る。雪も一緒に入った。
最初のコメントを投稿しよう!