6班

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ジュー 遠くで何か焼ける音。 美味しそうな匂い。 匂いに釣られるように部屋を出ると、台所で灰が朝ごはんを作っていた。 灰「~♪」 上機嫌で鼻歌を歌っていた。 雪は気づかれないよう、後ろにまわった。 雪「…わっ!」 灰「うぉ!?」 ビクンと跳ね、耳が下がった。 灰「~起きたのか」 よほど驚いたのか、尻尾が丸くなっていた。 雪「随分上機嫌だな?どうした?」 灰「~//な、なんでもねぇ!」 上機嫌なのがバレ、赤くなってそっぽを向く。 それが面白いらしく、雪はさらにちょっかいをかけようとしたが… 蝶「やっほー!灰、ええ匂いやね!」 蝶飛が入って来たのだ。幸杏も後に続いた。
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