6班

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灰幸蝶雪「「「「失礼します」」」」 扉の前に“美令のお・部・屋❤"と書かれている部屋に入る。 美「あ!いらっしゃい、いらっしゃい♪」 ピンクのふわふわした髪を揺らし、手招きする。 全員美令の座っている机の前に並んだ。 美「さて、雪ちゃん入班おめでとう♪」 ワーパチパチーと一人で騒ぎ、みんなの冷たい視線を感じ、コホンと一息つけた。 美「まぁ、呼んだ理由はもう一つあるの」 灰「あ?」 相変わらず冷たい視線を送る灰。苦笑いを浮かべ、美令は口を開いた。 美「任務で、魔獣界へ行ってほしいの」 灰「は!?」 幸「わぁい!魔獣界だ!!」 蝶「いやや!!」 雪「??」 灰と蝶飛は真っ青なのに、幸杏は大喜びで跳ね回る。 雪は相変わらず状況の理解が間に合わない。
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