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美令は溜め息を吐き、座り直した。
美「ティーナを探して、見つけたらこちらに連れて来てほしいの」
灰「なんでだ?」
美令は苦虫を噛み潰したような顔をして話を続ける。
美「良い?ティーナは不幸を呼び込むといわれてるのを知ってるわね?」
雪以外全員頷く。ずっと俯き、唇を噛み締めていた。
美「そんな疫病神を別の世界に送り込んだなんて思われたらこっちは面倒な事になるから探してきてほしいの」
雪「…なぁ」
ずっと黙っていた雪が口を開いた。みんなが雪の方を向く。
雪「そいつ…俺の手で殺していいか…?」
灰蝶幸「「「!!」」」
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