9人が本棚に入れています
本棚に追加
美「やっぱり、ティーナ関係だったのね」
美令は優しそうに言った。眉間に皺を寄せ、雪はまた俯くと、口を開いた。
雪「ティーナは…俺の家族を消したんだ…!」
灰「…家族を?」
雪「目の前で殺したんじゃない。消した。俺を動けなくしてから…」
美「じゃあ、この任務は6班に任せて良いわね?雪ちゃん、流石に殺したらダメよ♪」
ニッコリ笑い、書類を渡した。魔獣界通行許可書と書かれていた。その書類は四枚あった。
灰「……ハァ行くか…」
溜め息を吐き、灰は扉に向かう。他の人達もついていく。
美「いってらっしゃーい♪新6班の初任務頑張ってー!!」
いつもと変わらない笑顔をみせ、見送る美令だった…。
最初のコメントを投稿しよう!