魔獣界

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?「はっはぁ!待ちやがれ!!」 ?「獣人がぁ!大人しく捕まりやがれ!!」 黒い翼の生えた生き物に追われ、一生懸命走る。 灰の背中には雪が、蝶飛の背中には幸杏が乗っている。 雪「なぜ追われる!?」 灰「ハッハァッ…魔獣界の約3分の1は獣人なんだよっハッ」 蝶「ハァッハァッ魔獣は獣人の仲間増やしたいらしい…ハッ」 幸「でね!こっちの世界に獣人が増えると、魔獣界は貿易しやすくなるらしいんだって!」 よくわかんないけどねとにこやかに言い、蝶飛に掴まり直した。 どうやらあきらめたらしく、いつの間にか追いかけていた魔獣の姿は無くなっていた。
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