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変わりに魁童が口を開く。
魁 「すげぇ・・・やっぱ 祢々斬の娘だ・・・・ハンパねぇ」
竜 「・・・座敷に戻ろう・・・玖々廼馳、茜はお前に任せた。
目覚めたら、宥めてやれ」
玖 「・・はい・・」
真っ赤な顔で玖々廼馳が応える。
二人を置いて、一旦広間に皆移動した。
久遠が茜の風で吹き飛んだ家具や、障子を直して歩いている。
無 「竜尊、月讀と祢々斬に急ぎ知らせたほうがよいのでは?」
竜 「そうだな・・・だが、今更俺らが駆けつけても、面通りはかなわねぇ
だろうよ・・・」
無 「我が式をだそう・・・久遠、月讀の書道具を貸してくれまいか」
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