少女と悪魔

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~~~~ 午後8時、空に月が昇った頃。 両親と幼い子供の楽しげな笑い声の聞こえる一軒家、その屋根に1つの影。 「ねぇ、間違いないよね?」 「ええ、間違いないわ…それが貴方の主の名よ」 「ハハッ…楽しみだな~♪」 誰かと会話する影は、一軒家を覗く。 夕食を囲んで、子供は今日の出来事を報告し、両親はそれをうんうんと子供と喜びを共感する。 「いいな、楽しそう…」 幸せそうな家族を暫し見つめると、影は別の屋根に飛び、屋根づたいに移動する。 「待ってろよ、“クロカミ チョウカ"…!」 時を同じく、とある廃ビルの屋上。 「間違いねーだろーなぁ、それ?」 「こんな嘘ついてもウケないだろ、さっさと見つけるぞ」 こちらも誰かと会話する影が1つ。 「当たり前だ。こんな飯も金も何も無いとこでただ過ごすだけなんて限界だ」 影は舌打ちをすると、廃ビルの屋上から飛び降りる 3階の屋上から飛び降りたにも関わらず、影は軽やかに着地した 「ククッ…楽しみだな。早く会おうぜ、“クロカミ チョウカ"…!」
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