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「大丈夫?・・・」
恐る恐る声をかける沙希ちゃん・・・
「え?うん・・なかなか・・上手くいかない・・・」
汗を拭く拓夢君に・・
「根詰めないほうが良いよ・・・ちょっと休憩する?」
「うん・・」
少し、木陰で休む二人。
他のグループは、火が起きて、炊事を行い始めている。
「オレ・・こういうの、駄目なんだよな・・・」
「普段、やらないからね~」
「うん・・今って、コンロでも、スイッチ一つで火がつくんだもんね・・」
「便利な世の中なのね・・」
「こういう作業してると、実感するよ・・」
「昔の人って、こういう事はフツーにしてたんだよね。」
「そうだね・・昔の人のほうが、何でも自分でやってたんだよな~」
空を見上げる拓夢君・・
木陰を作っている大きな木の上に広がる青い空・・
鳥が飛んでいる・・・喉かな秋・・・
二人でまったりしている・・・
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