おまけ「1」研修旅行1日目 元バージョン

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「サトシ君・・すごいよ!」 拓夢君が、サトシ君を褒める。 「え?・・ああ・・」 意外な拓夢君の激励に、少し驚き、ちょっと見直したのだが、我に返る・・・ それまでの自分のスタンスを崩したくない。 「このくらい、ちゃんと出来なきゃ!お前、何してたんだよ!!」 「ごめん・・オレ・・こういうの苦手だから・・」 「昔っから『お姉ちゃん、お姉ちゃん』だったもんな・・ お前、『お姉ちゃん』無しじゃ、何も出来ないのかよ!!」 そう言って、調理をしている中に入り、手伝うサトシ君。 今のサトシ君の声が心に刺さる拓夢君だった・・・ 皆が楽しく調理をしているのを外れ、一人、落ち込む拓夢君・・・
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