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「サトシ君・・すごいよ!」
拓夢君が、サトシ君を褒める。
「え?・・ああ・・」
意外な拓夢君の激励に、少し驚き、ちょっと見直したのだが、我に返る・・・
それまでの自分のスタンスを崩したくない。
「このくらい、ちゃんと出来なきゃ!お前、何してたんだよ!!」
「ごめん・・オレ・・こういうの苦手だから・・」
「昔っから『お姉ちゃん、お姉ちゃん』だったもんな・・
お前、『お姉ちゃん』無しじゃ、何も出来ないのかよ!!」
そう言って、調理をしている中に入り、手伝うサトシ君。
今のサトシ君の声が心に刺さる拓夢君だった・・・
皆が楽しく調理をしているのを外れ、一人、落ち込む拓夢君・・・
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