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「ねえ・・・私・・・部活に入るなら、どっちが良いと思う?」
「え?」
「タクム君と一緒なら・・オカルト研究会・・・かな・・・先輩・・怖そうだけど・・」
拓夢君は少し考えたが・・
「ゴーストバスター部のほうが楽しいと思うよ!」
「え?でも・・・除霊とか悪霊退治って・・・・怖そうだけど・・・」
「楽しいよ!」
拓夢君の不敵な笑顔に、どんな部活なのか、ちょっと見てみようと思った沙希ちゃんだった・・・
その時、サーーーーっと風が吹き渡った。
そよ風ではなく、ザワザワとした突風に近い風。
「何??」
拓夢君は驚いた感じで、口走る。
それ以来、同じ風は吹かなかった。
見渡しても、何もない。
「タダの風でしょ?」
沙希ちゃんには、普通の風に思えた。
拓夢君は何やら胸騒ぎの様なものを感じていた・・・・
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