第1項
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また…来てしまった… ここは、ダンボールとブルーシートが規則正しく並ぶ円部公園。 「あー…明日からどうしようか…」 僕は、備え付けのベンチに仰向けになると、木々の間から差し込む太陽の光を遮るように右腕を額にのせて呟いた。 「おっ、坊主。こっちの暮らしが居心地良かったのかー?坊主だったら儂等は歓迎するぞーぃ」 向こうのテント村からの親しそうな声に気がついて、僕はゆっくり体を起こした。
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