種族

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名誉"人族"3 ・トロール 巨人戦士。黒く筋骨隆々とした力強く誇り高い武人である。自らを鍛え戦場に身を起き神に仕え力を研鑽している。彼等の多くは一定の美学があり、人蛮問わず強き者に敬意を払い闘いにより自分を高める事を至上の喜びとしている。 そんな彼等が人族側に寝返る動機の多くはなんと『より強い敵と闘いたい』から!有名な者としてフェイダン地方のダークトロールのアゴウは自らの魂に刻まれた"穢れ"を武器に植え付け威力を増すという技術を人族に教えている。ちなみに出奔に反対したブラッドトロール級(レベル13)の弟を返り討ちにする程度の実力はあるらしい。 武人としてだけでなく敬虔な神官としても有名であり自らに声をかけた神(多くはダルクレムだが例外も多い)にどう報いるべきかを強く考えている事に感銘を受ける人族も多い 寿命は三百年程度で二百歳ぐらいがピークである。"穢れ"は四点である ・ウィークリング(もやし野郎) 人族に"穢れ"を持つナイトメアがいるように蛮族に"穢れ"を持たない者はいないのだろうか?という長年の疑問に答える存在が彼等である 通常生れつきの蛮族は妖魔やラミア等の一部例外を除き"穢れ"を三~四点持っているが、中級以上の蛮族千人に一人の割合で逆"ナイトメア"と呼べる虚弱児が現れる。どの種族から生まれても人間に近い外見に親の特徴を残した姿をしている。良く知られた存在としてはバジリスクやガルーダ(鳥人)マーマン(人魚)ミノタウロス(牛男)出身の者が知られるがそれ以外の種族からも産まれている 力こそ正義の世界である蛮族の世界ではウィークリングへの扱いは人族のナイトメア差別の数十倍凄まじく、酷い場合にはウィークリングを産んだ一族を『呪われた血統』と断じて皆殺しにすることもあったらしいが現在は妖魔と一緒に使い捨てが主流である "穢れ"が少ないせいか温厚で優しい性格の者が多い事も災いしそれが更に差別を助長する。そのため蛮族側に寝返るナイトメア以上に人族側に寝返るウィークリングが多い。ナイトメアと同じく迫害のために捻くれた性格の者が多いが心を開けば普通の人族よりも豊かな協調性を持つ。また虚弱児と言ってもあくまで上位蛮族の基準での話であり人族側からみれば素晴らしい戦力であり、比較的他の蛮族より受け入れられやすい。 寿命は人間とほぼ同じ。"穢れ"は二点である
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