種族

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名誉"人族"4 ・ラルヴァ(※ダンピール) 蛮族の中でも異質中の異質。蛮族でありながら蛮族の敵である種族である 彼等は人族の母親とノスフェラトゥ(ヴァンパイア)の父親から生まれて来るハーフである(逆は非常に稀)。ノスフェラトゥは通常生殖行為を好まず同族を増やすときはお気に入りに『血の接吻』と呼ばれる儀式を行うが子供を作れない訳ではない。 生まれてきた子供は幼少時は母親の種族と変わらぬ外見だが成長するにつれて目が赤く光り、吸血衝動にかられたりするようになる。父親と違い吸血の必要は無く太陽の下でも活動できるがそれでも辛いことには違いない 彼等はほぼ全員が蛮族、特にノスフェラトゥとアンデッドを憎んでいる。彼等は死亡すると体が死蝋化し、一年後にアンデッドかヴァンパイアとして生まれ変わる。それを防ぐにはノスフェラトゥ族の血を飲まなくてはならないがどれだけ飲めばいいのかは分かっていない。そんな呪われし身体を与えたメティシエの眷属を怨んでおり、ヴァンパイアハンターとして仇敵を探している姿はティダン過激派にすら畏敬の念を与えている またノスフェラトゥ語で(虫けら)と言う意味を持つ通りノスフェラトゥ族からは忌み嫌われておりヴァンパイアハンターを行っている者が多い事もあり見つけ次第彼等の故郷ごと皆殺しにされる事も両者の対立を煽っている ラルヴァはその数自体が非常に少ないため人族でも余り知られていないがどの時代どの場所にも現れうる。そのため不幸な同族の為に文献や技術を遺そうとする者もおり、滅多にないことだが同族に遭遇した場合は互いに協力する そんな刹那的に復讐の為に生きる彼等も心の底では"人族"として生きる事を渇望しており、愛や幸福を求めている。そして人族と恋をし子供をなす事ができる。どういう訳か生まれてきた子供は必ず"穢れ"なしに生まれてくるため、親となったラルヴァは我が子を見た瞬間、衝撃と幸福で涙を流すと言われている。 寿命は約300年であり老化はほとんどしない。 "穢れ"は二点以上三点未満であり強い穢れを持つほど必要なヴァンパイアの血が増える ※独自設定。公式では二点とされる。 以上が名誉"人族"の前例が国の公的文書に残されている種族であるが他にも名誉"人族"となった蛮族がいる可能性はある
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