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○人族の分類2
・ナイトメア
前頁の人間、エルフ、ドワーフ、リルドラケンからごく稀に生まれる突然変異種。
本来人族にはない穢れを魂に一点持っており、ライフォス神殿を始め激しい迫害を受けている被差別種族である。
容姿は人間に似ているが色白で美形であり、生れつき角と痣を持つ。身体能力、魔力、知力は標準的な人族を遥かに上回る。ただし銀の武器と生まれの種族の属性に弱い
【異貌】という特殊能力を持ち角と痣が巨大化し、マナとの親和性を高める事ができる。ただし大半のナイトメアはこの姿を嫌っている
差別される理由として角は母胎を傷つけるため医療技術の低い田舎では母親が死亡することが多い事に対する怨嗟と、卓越した能力に対する嫉妬と恐怖が上げられる。
ただし例外としてリルドラケンは偏見が少ない。卵から生まれる為母親が死亡する恐れが無く、むしろ角が殻を割るのに適しているため【変わった子供】という程度の認識でしかない。それどころか地域によっては吉兆の前触れとして歓迎される事すらある。ただ差別を知らずに育ったリルドラケン出身のナイトメアが世の中を知って辛い思いをすることもある。
その不幸な出自から自分の素性を隠して暮らしている者が多い。捻くれた性格な者も多く酷い場合には人族に絶望してバルバロスとして生きる【ダークナイト】と呼ばれる者達がおり、彼らの存在がますます状況を悪化させる
ナイトメアは不老長寿で寿命が存在しないため千年以上生きた記録がある。
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