種族

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○人族の分類3 ・タビット 兎人間。体長は1m程。兎から進化したのではなく「小さな人々」の一つであり、何時からいたのか正確な記録はないが少なくとも魔法文明時代から存在する。 単純な身体能力は人族最弱だが魔力と知性は人間の倍あるとされ、一所に留まることは少なく旅をして知識の研鑽を行っている者が多い。またいわゆる第六感を持っており危険を敏感に察知する ただ、彼等は高い魔力を持ちながら何故か神の声を聞く事ができないため神聖魔法の行使ができない。そのため一部の宗教関係者はナイトメア程ではないが白い眼で見ている。しかしヴァンパイアになったタビットが不死神メティシエの神聖魔法を行使したという記録があり、神の声が聞けない理由は謎に包まれている 彼らは呪いにより姿を変えられた神の末裔を自称しており自分達の出自の謎を探っている 彼らの主張の真偽はともかくルミエル側の古代神は七柱いたとされているが現存しているのは五柱(六柱との説もあり)であり少なくとも一柱の神が死亡していると言われているためその神がタビットの始祖である可能性はある 寿命は50年程で5歳で一人前とされる。老化は30歳頃から始まる ・ルーンフォーク 魔動機文明時代に作られた人造人間。ほぼ人の形をしているが身体の何処かに機械の生体パーツが着いている 特殊な培養液に親の身体の一部(髪や爪等)を入れジェネレーターで三ヶ月錬成すると生まれる。表情が乏しくロボットのような性格の者が多いが例外も数多くいる。 旧時代には奴隷に近い存在として扱われたが今は一部の国を除いてそういう事はない。しかし本能的に仕える主人を求めており特定の者を使用人となって仕える者が多くいる。いざというときは生命力を魔力に変換することで主人と定めた者を守るため戦う。稀に蛮族に従う者もいる 人口生命体であるせいか魂に穢れが着かずまた神の声を聞くこともない。更に妖精が見えない。このためナイトメアやタビットよりはマシなもののやはり宗教関係者から白い眼で見られるが、逆に妖精は穢れのないルーンフォークを好いており、時々見えない存在に纏わり付かれて戸惑っている姿が見られる 寿命(稼動期間とも)は五十年程度と言われ一歳で全ての成長を終えて生涯その姿で過ごし、ある日突然死亡する 生体データがあればクローンコピーを作れる
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