俺はこんな事望んでないッ!」

6/14
前へ
/140ページ
次へ
瞬間移動先は孝達が居るであろう天文台 「真っ暗だ、外に出ようか」 俺と美香は天文台の中にいたのです。 だって外に突然現れたらあの二人が驚くだろう? 俺と美香が外に出ると 「おっす「グボゥアッ」 永が血を吐いていた。 なんだよw俺が目にする最初のシーンが吐血かよw 「永っ!」 茶髪の女の子、宮本 麗が永に寄って行く 「大丈夫!?なんでこんな…」 「映画通りって事さ…」 孝は呟くようにして言った。 「孝…、手伝ってくれないか…?」 「なにをだよ…」 「あそこからなら…、地面まで真っ直ぐに…」 「多分、頭を割って死ねるな」 ここで俺が初めて口を開く。 「理玖っ!?なんでそんな所に!?」 「お前らがくる前に安全だと思ったからだ」 嘘です、実際はほんの数分前ですw 「何言って!「俺は奴らになりたくないっ!!」 永は口から血を吐き出した。 「俺は…最後まで俺でいたい…」 「孝」 「理玖…」 「やめてよ二人共っ!」 「退け、永が言ってるんだ、もう…無理だ」 すると永は狂ったように苦しみだした、暫くすると動かなくなった。 「離れろ、麗」 「ダメっ!永は奴らなんかにならないっ!」 「美香」 「わかりました」 美香は麗の腕を掴んで永から離す 俺は孝にバットを渡す 俺には無理です。 なので孝に 孝は両手でしっかりバットを握り、永の方へ走り出した 「うわぁぁあっ!!」
/140ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1264人が本棚に入れています
本棚に追加